手足の震え、動作がゆっくりになる、筋肉がこわばり手足が動かしにくくなる、転びやすくなった、もしかしたらパーキンソン病の可能性があるかも知れません。

高齢者になるほどかかりやすい病気で1000人に1人から1.5人くらいの割合で患者さんがいるといわれています。

原因としては脳が体を動かすための指令を調整するドパミンと呼ばれる物質が減ることによって起ります。

運動症状としては、ふるえ、筋強剛(からだが動かしにくくなる)、動作緩慢(動きがおそくなる、すくみ足)、姿勢反射障害(バランスがとりにくく転びやすくなる)、非運動症状として、自律神経症状(便秘、頻尿、たちくらみ、めまい、失神、発汗、むくみ、冷えなど)、認知障害(遂行機能障害:いくつかの手順をふむ計画ができなくなる、認知症:物忘れがひどくなる)、味覚障害、睡眠障害、精神症状、疲労、疼痛、体重減少などがあります。